沿革

1990年代にクラウドソーシングの前身を創る

私は以前NTT DoCoMoに勤務しており、その時に広告宣伝・マーケティング担当でした。90年代のドコモは(今もそうですが)広告宣伝投資額が日本でも有数でした。
つまり「猛烈なPUSH戦略」ができる環境だったです。

NTTドコモの旧ロゴ
ドコモ時代の平松

どの時間帯のテレビでもドコモのCMが流れ、CM以外にもあらゆる媒体広告(その頃はテレビ・新聞・雑誌・交通広告がメインでした)を投入するという感じでした。
しかしながら、携帯電話もポケットベルもはるかにドコモと比べて広告予算を持たない競合他社にどんどんシェアを奪われていったのです。

最後の勤務地となった名古屋では、ポケベルは大差を付けて月間シェアで負けるような状態でした。
そこで気づいたことがあります。
「広告を使って見込み客にPUSHしてもダメだ・・」

同時に、当時クリエイティブの制作業務は大手広告代理店2社に「依存する」という状態で、「デザインを変えたくても代理店営業担当者を挟んでいると真意が伝わらわない」という状況もありました。

そこでクリエーターとダイレクトにやり取りできないかという考えを持ちながら会社を退職、退職から3年後の1999年、代理店や制作会社に依頼せず、ネット上で嗜好、業種、目的を選ぶとWEB上でデザイナーとマッチングする仕組み、「デザインアウトソーシング︎」をスタートしたのです。(今で言うクラウドソーシングです)

同時に始めたものが、今では当たり前になった「ロゴ制作をオンラインで行う」サービスlogo.jplogomark.jpです。
オーダーフォームで業種や作りたい内容を伝えると、ネット上のその業種を得意としているデザイナーとマッチし、オンラインで提案ができるサービスは1990年代には全くなかったので、一気にブレークしました。

2000年代初頭よりビジネスモデルが変化する

時は2000年代初頭、第1次ITバブルの時です。
ネット上でクリエーターとマッチするサービスは新聞、雑誌、テレビなど様々なマスコミに取り上げていただきました。

特にオンラインでのロゴ作成サービスは好調で、ロゴを受注した後、印刷物、WEBサイトへの展開は必然的な流れでした。
つまり、ロゴさえオンラインで受注できれば、VI(ビジュアル・アイデンティティ)アイテムが総獲得できるのです。
言い換えれば、フロントエンドで見込み客を獲得できれば、そのままバックエンドまで遷移させることができるというビジネスモデルになっていたのです。

ところがここで、ある嗅覚が働きました。

「オンラインでのデザインサービスはレッドオーシャンになるかも」

オンラインでロゴを作成するサービスは、当社がスタートしたものの、雨後の筍のように競合サービスが乱立している状態になっていました。
当社よりも安いサービスもどんどん出現し、確実に「激しい価格競争になる」という状況になりつつあったのです。
当時はすでにロゴ作成サービスでは、オンラインだけではなく、打ち合わせを経てVIを構築していく「オフラインコース」も行っていたため、企業に訪問して、経営陣とやりとりする機会も増えていました。

元々、企業のビジネスモデル情報の収集を得意としていたことと、ベンチャー企業のアドバイザーやアイディアコンテストの審査員を行っていたことから、経営陣と普通にコミュニケーションし、コンサルを行う、というブランディング事業を中心としていく流れは必然でした。

そこで嗅覚に従い、2000年代中期より本格的にブランディング事業をスタートさせたのです。
ただ、そこは普通のブランディングでは意味がないと考え、ドコモ時代の轍を踏まないように「PUSHするのではなく、顧客が自然に引き寄せられるPULL型の仕組み」を構築し、非広告ブランディングと名付けたのです。

当社自体が前述のように、営業することなく、コンペにもならず顧客を引き寄せることができています。そのメソッドを非広告ブランディングというサービスに注ぎ込み、以下のようなベネフィットを発信していきました。

非広告ブランディングは、

見込み客を引き寄せ、理解醸成させ、必要性も感じさせる
顧客になる前に非常に強い「体験価値」を感じさせる
近づいてきた時にはすでに「与党」になっている

さらに、

斜に構えている人でも頭の中に化学反応を起こし、行動喚起させる
WEB広告・販促活動・マーケティング活動に使っても、メッセージがすんなり頭の中に入ってきて、「ゴリ押し」感が感じられない

これが今に至るまでの弊社のスタンス「非広告」です。

現在:ブランディングがアップグレード

2023年に非広告ブランディングは役目を終え、顧客の心理トリガーを通常のブランディング手法を超えて、人々の心理的トリガーに直接訴えかけることで、顧客の心に強烈な印象を残す手法「断のブランディング」にアップグレードされました。

禁断のブランディングとは、何も非常識なことや常識を外れたようなことを行うわけではありません。
私たちが「禁断の」という言葉を使うのは、この手法が人々の深層心理に訴えかけ、他の手法では得られないような強烈な印象や興味を引き出す非常に効果的な手法だからです。

さらにこの禁断のブランディングとは別に、スタートさせたのが「短ブランディング」です。

ブランディングといえば、長い期間効果が見えるまでかかり、自社に有効かどうか蓋を開けてみないとわからないという取り組みです。
反対に時短ブランディングは、貴社に必須の業績効果を前倒しして実現させ、しかも長期にわたって「顧客に刺さる」状態を実現する、新しいブランディングのやり方です。

この2つのサービスをメインにベレネッツは、顧客企業の「伝える力/伝わる力」を激変させて事業成果に導きます。

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